こんにちは。
バーチャル旅人、志羽ハルキです。
JR東日本スタートアッププログラム主催の地域活性化実証実験、
「DOAI VILLAGE」のグランピングに行ってきました!
なんと私が1番目の参加者で、
しかも直前にキャンセルが出たとのことで、私だけの貸し切りに!
たっぷり満喫してきました!
結論から言うと、
何事も非日常で、新鮮で、楽しいことばかり。
暖かくて快適なテントに、地元の名産が詰まった美味しい料理、雪に飛び込めちゃう本格ロウリュサウナ。
そして何よりは、一生懸命におもてなししようとしてくれたスタッフの皆さんです。
楽しすぎて時間が経つのが本当にあっという間でした。
1泊だけでは物足りないくらいです!2泊、いや3泊はしたかったですね……。
帰るのが本当に名残惜しく、今からもう本格運用が待ち遠しくてなりません。
「DOAI VILLAGE・土合駅とは?」「オープニングセレモニーの様子」は別記事にまとめていますので、併せてぜひご覧ください。
今回は土合駅までのアクセスと、施設の設備を紹介します。
土合駅へは首都圏から3時間ほど
首都圏からは新幹線の場合、上毛高原駅からバスやタクシー等で。
在来線の場合は、高崎駅から上越線に乗り、水上駅で電車かバスに乗り継ぎです。
水上駅から土合駅までは電車が極端に本数が少ないので、
バスの利用も一緒に検討されると便利です。
他の観光地への移動もある場合にはレンタカーをオススメします。
自家用車でのアクセスの場合は、
関越道を水上ICで降りて、 国道291号線を北へ進みます。
湯檜曽温泉街の辺りだけは道が狭いのでご注意を。
途中には「メロディロード」という音楽が聞こえてくる場所がありますよ。
改札?いいえチェックインです
では、駅舎の中へ入ります。
かつてはカーテンで閉ざされていたきっぷ売場は、カフェとして改装されました。
寒々と無機質的だった待合室が、一気に明るく暖かみあがある雰囲気になりましたね。
ところで古い有人改札の跡の一部が無機質な引き戸に改造されてしまっています。
これは今回の件とは全く関係なく、
JRが除雪機の出し入れに便利なように作り変えてしまったとの事。
DOAI VILLAGEの代表の方も最初見に来たときに改札口を気に入っていらっしゃったそうですが、
いつの間にやら工事が入ってしまって……とおっしゃっていました。
カフェスペースに寄って、スタッフさんに名前を告げます。
今回の宿泊は私だけ(!)でしたので、
チェックインらしいチェックインは無く名前を伝えただけで完了しました。
今後はチェックインシートが作られる予定です。
いろいろと試行錯誤をされているとのこと。
なお、宿泊費用はPaypalを用いて事前決済となっています。
”インスタント”でも快適!テント風ハウス
宿泊者は「モグラハウス」と呼ばれるインスタントハウスに滞在します。
発泡ウレタンで出来たドームのような形は、モンゴルの「ゲル」を連想しますね。
可愛らしい見た目をしていますが、
前に立つと結構な大きさがありますよ!
ファスナーを開けて、中に入ってみましょう……。
なんということでしょう。
ストーブに、ベッドに、テーブルまであるじゃないですか……!
広さも十分ですし、なにより高さがタップリあるので息苦しくありません。
身長183cmの私でも、天井までは全く手が届かないくらいです。
ベッドの上に寝袋が敷かれ、その中で寝るスタイルです。
とはいえ、ベッドにはマットレスが敷いてありフカフカです。
寝袋とブランケットだけなので「寒くないの?」と思われるかもしれませんが、
全くそんな事はありません。
発泡ウレタンで造られているため断熱が効いており、ストーブは小型ながらもパワフル。
ブランケットだけでも十分なくらいです。全然寒くありません。
ベッドは標準的なシングルサイズです。
十分に足を伸ばして横になることが出来ます。
枕もクッションもあり、寝具類では唯一掛け布団が無いというだけです。
快適でいうことありません……。
気になる設備とアメニティは??
みなさんが設備で一番気になる点は、電源ではないでしょうか。
ご安心ください。しっかり設置されています。
USBコンセントが5口あります。(Type-Aが4口、Type-Cが1口)
裏面に、AC100Vコンセントが3口(1つは照明に使用)ついていますので、スマホやカメラなどの充電はOKです。
カフェ内にもAC100Vのコンセントがありますので、
スマホの電池切れを心配する必要は全く無いですね。
中央に設置されたテーブルは40センチ四方くらいでしょうか。
2人分の食べ物や飲み物を置くには少し狭いかな??
サイドテーブル周りには、
ティッシュ・ウェットティッシュ・照明付きの鏡・温湿度計・ゴミ箱が。
アメニティとしてハブラシ(歯磨き粉つき)が提供されます。
コップはありません。ペットボトルなどを利用するか、持ち込みましょう。
その他、持っていったほうが良いものは以下の通りです。
- タオル類…サウナで流した汗を拭いたり、洗顔後に使ったり使うので2枚以上あると良いと思います。
- 水着…サウナに入る際には必要です。絶対にお忘れなきように!
- 耳栓…風が強いと窓や入り口の覆いがバタバタと音を立てます。また、深夜帯は貨物列車の通過が時々ありますので、物音に敏感な方は必須です。
暖房は石油ストーブが設置されています。
小さいですが、めちゃくちゃ強力です。
断熱がしっかり効いた室内なので、かなり弱めで焚いても25℃をキープ。
寝ている間も焚いていたら、朝には29℃まで上がっていました。
一応は定期的に換気が必要ですが、一酸化炭素警報機が設置されていますので安心です。
本格ロウリュサウナへ!
ここの施設で一番の目玉はサウナでしょう!
入浴施設の代わりに「モグリュウ」と名付けられたサウナが設置されています。
駅に温泉が設置されているところはいくつかありますが、
サウナが設置されている駅はどこを探してもココだけでしょうね。
希望者には近隣の日帰り温泉への送迎があるとのことです。
小屋のタイプとテントタイプと2種類用意されています。
テントタイプは簡易式なので、ぜひ入るなら小屋の方をオススメします!
火はあらかじめ着けてくれまして、
30分から1時間ぐらいするとちょうど良い温度まで熱せられてきます。
これは宿泊者ならではの体験なんですが、
スタッフの方いわく「一番風呂ならぬ一番サウナ」と呼んでいるもので、
徐々に徐々に温度が上がっていくのを味わうことができるんです。
普通のサウナって入ったらすぐMAX温度じゃないですか。
それと違って、じわじわと熱くなるのを体感できるんですよ。
ロウリュサウナの入り方は、水着に着替えて、サウナウェアをかぶります。
サウナウェアは厚手なタオル地の大きなパーカーですね。無料で借りられます。
中に水の貼った桶がありますので、
柄杓でサウナストーンという石に水をかけます。
すると蒸気が上がり、サウナ内の体感温度もグッと上昇します。
これでじわじわとカラダを温めていって……。
もう限界!となったところで飛び出します。
雪に飛び込みます。
気持ちいい!!
これを繰り返すと、いわゆる「整った」となるわけですね。
これが本当に気持ちいいんですよ。
熱くなったカラダに雪の冷たさがじんわりと包み込む感じです。
寒くて凍えそう!なんてことはありません。
日中は流石にひと目がありますので、大はしゃぎとは行きませんが、
夜になればもう人気が少ないですから、
それこそ雪の上でクロールなんてことも出来ちゃいます。
電車が通る時間だけ注意しましょう!
あまりの気持ちよさに1時間近く入って、
日が暮れてからと、朝にも入ってきました。
さて、次回はこの快適な滞在環境を以下に過ごすか。
普段は体験できない「駅に泊まる」とはどんな感じなのか。
どんなご飯をいただくことができるのか。
宿泊の内容について紹介をしていこうと思います。
宿泊情報
『DOAI VILLAGE』
- 宿泊日数:1泊2日
- 宿泊料金:19,800円(アルコールを含むドリンク類、夕朝食つき)
- 営業時間:チェクイン15時~チェックアウト11時
ぜひ次回をお楽しみに。
それではまた!