こんにちは。
バーチャル旅人、志羽ハルキです。
今回は画像ありません。
ただの日記です。
今年は海外に行く予定がありましたが、
昨今の流行病により全日程を中止しております。
なのでせっかくですからと、長年悩みであったヒゲの脱毛をするに至りました。
当ブログのカラーにそぐわない、なんかタイトルから怪しい雰囲気が漂いますが、
アフィリエイトとかそういうのではありません。ただの体験記です。
なので医院名も書かないですし、バーチャルなので写真もありません。
そうなんです。バーチャルのカラダでもヒゲは伸びますし、
毎回撮影するときにはヒゲを剃ってコンシーラーで青ひげを隠しています。
朝剃っても夕方にはもうジョリジョリするほど濃いんですよ。
というわけで一念発起でクリニックに予約を投げて、行ってきたわけです。
気になる料金ですけれど、
基本コースが大体8万円くらいでしたが、
ヒゲの生えている位置と施術位置の比較で結局顔全体をやることとなりました。
濃い部分が微妙に施術箇所の境界にまたぐ感じだったんですね。
総額、28万円。
8万円のハズが、頭に2が付きましたね。
もちろん気軽にポンと出せる金額ではなく、
説明を聞いている最中は冷や汗かいてました。胃もキリキリ痛みだします。
とはいえですよ。
コンシーラーで隠しても隠しきれない青ひげで顔の清潔感に欠け、
肌が弱いので切れ味の良い高い高い5枚歯のカミソリを定期的に買い、
旅行のたびに困るという諸々の不快感や不便さから一生開放されるんだと思い、
腹をくくって一括で支払ってきました。
もちろん、現金ではなくカードです。
マイルがたくさん貯まりますから実質還元みたいなものです。
内訳はというと、
①レーザー脱毛6回分の施術料
②施術前のケミカルピーリング(施術効果の向上)
③施術中の笑気ガス吸入(痛みの軽減)
④施術後の美容液イオン導入(肌荒れの低減)
全部入りの一番高いコースですね。
ホントに肌荒れしやすい体質でして、
事前の施術によるリスク説明の中で「一時的に肌荒れが出ることがあります」という、顔全体に赤いポツポツが無数にある肌荒れの写真を見て、
「あ~、しばらく前までこういうのが常態化してたなぁ~」と懐かしむぐらいには弱いんですよ。
せっかく肌綺麗にしに来ているのに肌荒れ対策しないのもと思ってこのコースに。
説明と支払いが済んだら早速施術です。
ベッドに横になって、もはやまな板の上の鯉。
ヒゲ脱毛は非常に痛いとは聞いていたので緊張は最高潮です。
ケミカルピーリングからです。
古い角質を落としてレーザーの効果を向上させてくれます。
ピリピリとする感覚がする液体を塗って、しばらくしてから拭き取ります。
いよいよレーザーを当てていきます。
鼻に笑気ガスの吸入器がつけられて深呼吸していきます。
初めての笑気ガスでした。
無味無臭です。
効果はすぐに現れて、緊張が抜けてきてカラダが重たく感じられます。
マッサージを受けているときの深いリラックス状態に似ていましたね。
徐々にカラダの自由が効かなくなってきて多少の恐怖はあったものの、
麻酔効果で看護師さんへの受け答えがヘラヘラし始めましたね。
お酒による酩酊感とも違うようなフワフワ感ではなかったです。
さて、メインのレーザー照射です。
施術時間45分のうち、レーザー照射は20分程度。
レーザーの機械はメディオスターという名前で、
蓄熱型で痛みが少ない代わりに連射する方法で毛根を破壊していきます。
まずはアゴから。
ピリピリと低周波治療器のような痛みが細かく伝わってきます。
あれ??ぜんぜん痛くないじゃないか。
確かに唇近くとか敏感なところは多少耐える感じにはなるものの、
ちょっといてぇなぁという程度ですね。脂汗も出ません。
「痛くないですか~?」という問いに
「ぜんぜんだいじょ~ふれすねぇ~~~」とふにゃふにゃに答えます。
ぴしぴしぴしぴしぴしという感じの照射を1箇所につき数回繰り返して照射します。
とあるメーカーの家庭用光脱毛器でカラダの脱毛はしているので、
照射時の熱さとか痛みとかはだいたい予想していましたけれども笑気ガスってすごい。
逆に笑気ガスないとどれだけ痛いのか体感してみたくなっちゃいましたね。
顎下→両頬と広い部分をやって、いよいよ最後の鼻の下。
ここは皮膚が薄いのに密度が濃いので一番痛いと言われている部分です。
(あ~、いちばんいたいところきた~)と半分寝ているような頭で覚悟を決めます。
…………ぴしぴしがピシピシになった感じですね。
あっという間に終わったので悲鳴も出ないです。
体感時間は5分くらい。えっ、もう終わったの??という感覚でした。
笑気ガスから酸素吸入に切り替えて吸っていきます。
酸素が行き渡るにつれて、カラダの状態が戻ってくるのがわかります。
むしろ眠気も飛んで元気いっぱいみたいな感じでした。
来る前までは眠くて死にそうだったのに、
よーし帰ったらブログ書くか!とシャキッとしたので酸素吸入って凄いです。
その後はイオン導入。
電流を流しながらビタミンCの美容液を真皮まで送り込みます。
特に何も感覚はなく、ひんやりとした美容液が気持ちいいくらいです。
導入中は右手で電極を握らされましたが、その時手がむくんでいていたんですよ。
太めのボールペンくらいでしたが握り込むのが難しく、
特に中指は完全に握り込めず半ば中指立ててる感じでした。
悪気はなかったんです。さすがに気まずかったですね。
最後に化粧水のフェイスパックと塗り薬をして施術終了。
なんだかあっさりと終わってしまいました。
いやぁ、最後の保湿が気持ちよくて痛みなんかは忘れていましたね。
鏡を見ると、たしかに鼻の下とかが赤くなっていました。
肌に相当の負担がかかっているので、塗り薬の処方と、
帰ってからは次回の施術までしっかり保湿と日焼け対策をするようにと言われて、
次回2ヶ月後の予約をとって帰ってきました。
毛の生え変わる周期が長いので2ヶ月くらい間隔で施術しますから、
6回完了まで1年以上ですね。
長い道のりですが、長年の悩みを解決すると踏み出した一歩です。
回数を重ねてどこまで減るか、非常に楽しみですね。