こんにちは。
バーチャル旅人、志羽ハルキです。
函館といえば北海道を代表する観光地ですよね。
ホテルも色々あり、高級どころから全国チェーンのビジネルホテルまで何でも揃います。
どこに泊まろうか、選ぶのに毎回迷います。
今回は、『JRイン函館』さんに宿泊してきました。
2020年5月にオープンしたばかりの、新しいホテルです。
今までに宿泊したホテルでトップクラスに楽しいお宿で、
もう今後はここにしか泊まれない!なんて思ってしまったくらいでした。
駅舎に直結、徒歩1分。
函館駅の駅舎裏に隣接しています。
写真では外に出ていますが、こちらに出る必要はありません。
改札を抜けて駅舎内を案内どおりに歩くこと1分で到着します。
一瞬外に出ますが、連続して屋根もあるので雨でも雪でも安心です。
すぐに到着します。
鉄道ファンを魅了するエントランス
エントランスに足を踏み入れると、
機関車の先頭に取り付けられていたヘッドマークが!
北斗星にカシオペア……、どれも北海道を代表する名列車たちです。
快速海峡でよく北海道に渡っていたので、特に懐かしいですね!
汚れ具合を見ると、レプリカではなく実物のようです。
横を見ると、青函連絡船の写真や模型も。
函館はかつて北海道と本州を結んでいた青函連絡船の母港ですので、
それにちなんだ展示でしょう。
奥にあるエレベーターホールには、
ディーゼル機関車DE10が描かれています。
ちなみに2020号機というのは存在しませんので、ホテルの開業年を充てたものと思われます。
実物大でしょうか?
近くで見ると迫力があり、エントランスから見ると存在感があります。
フロントの後ろにはロビースペース。
天井から下がっている照明がオシャレですね。
一面のガラス張りで開放感があり、
ソファも広々としていて待ち時間でもゆったりと過ごすことができます。
アメニティと枕が選び放題
ロビースペースの横には、ビジネススペースと観光案内、
そしてアメニティコーナーが設けられています。
歯ブラシやタオルの基本的なもの以外は、コチラから選んでお部屋に持っていきます。
洗顔料や化粧水などは2種類。
棚に乗っている、ペーパークラフトが可愛らしいですね。
メンズは浴室に置いてあるアフターシェーブローションぐらいしか置いていないホテルもある中、
メイク落としから乳液まで一通り揃うのはありがたいです。
そしてその向かいには、枕コーナーがあります。
ものすごい種類の枕が用意されています。
硬さや高さが何種類もありますので、お好みで寝やすい枕を選べば快眠間違いなしでしょう。
駅直結ならではの眺望
どうですか、お部屋からはこんな景色が楽しめます!
こちらは11階、客室では最上階となるお部屋です。
真下には函館駅と奥に広がる函館運輸所を一望できます。
この景色は駅直結だからこそですね!
函館駅は札幌方面の函館本線と、五稜郭駅から分岐する道南いさりび鉄道が乗り入れます。
そこそこ本数もあり、多い時間では1時間に10本程度の列車が発着しますので大体列車が止まっていることが多いです。
函館運輸所では時々列車の入替を行っていたりしますので、どんな繋ぎ方をするのかなと眺めているのも楽しいですね。
この日は1編成たりとも完全な組成をしている編成が無く、
まるで鉄道模型をバラバラに置いているような感じでした。
もちろん、夜は夜景も。
お部屋は駅に向くお部屋と、反対に函館山に向くお部屋もあります。
日にちによってはトレインビュー指定の宿泊プランもありますので、確実に函館駅側を指定するなら専用プランがオススメです。
最上階のラウンジがオシャレ
最上階の12階には大浴場とラウンジが設けられています。
お風呂は駅の方を向いていて、湯船に浸かりながらトレインビューを楽しめます。
そして、ラウンジです。
お風呂上りだけでなく、ゆっくりしたいときに利用したいスペースです。
理由はこちら。
函館山を望むマウンテンビューなんです。
下には函館朝市も広がり、青函連絡船の摩周丸も見えます。
ラウンジ内にはコーヒーのいい香りが漂います。
それもそのはず、無料でコーヒーをいただくことができるからです。
しかもコーヒーはただの業務用ではなく、函館美鈴のコーヒー豆を使用しています。
美鈴は昭和7年創業の北海道では一番の老舗コーヒー卸売業者なんだそうです。
地元の美味しいコーヒーを気軽に味わえます。
壁側には本棚が。
青函連絡船や鉄道、船、北海道にゆかりのある方が書いた書籍や、
北海道をテーマにした書籍が並びます。
それらの間に鉄道や青函連絡船関連の小物が置かれています。
木のぬくもりが感じられるインテリアで、
まるでカフェのような落ち着いた雰囲気を醸し出します。
お部屋の使い勝手も良好!
今回はシングルルームに宿泊しました。
入ってすぐのところに独立して洗面台が設置してある、ユニークな配置をしています。
奥のハンガー掛けがあるところに、車輪をモチーフにしたオブジェがアクセントでオシャレです。
ベッド幅は140センチのシモンズ製です。
実はシングルルームのベッドが一番広いようです。
ツインルームなど他のお部屋は110~120センチですから、広々と使えます。
洗面台の鏡の裏は、函館港に泊まる青函連絡船の写真がはめ込まれていました。
デスクも広くて使い勝手が良いです。
ノートPCを広げても十分に余裕がありますので、ちょっとしたお仕事もできますね。
とはいえ、正面にこの景色があるので仕事は捗るかどうか疑問です(笑)
右下には冷蔵庫が設置されています。
そのほかに電気ケトル、グラスセット、各種携帯電話の充電器まで備え付けられています。
洗面所の隣にはトイレがあります。
お部屋にはシャワーのみ設置されています。
ユニバーサルルーム以上のお部屋にはバスタブも設置されています。
個人的には大浴場があるのでシャワーだけで十分ですね。
寝起きにさっと浴びるくらいですので、その分お部屋が広く使えて良いです。
まとめ・概要
駅直結というお宿は今回が初めてでしたが非常に便利ですね。
函館駅は、JR・3セクのほか、バスや路面電車の発着ターミナルですから近距離・長距離の移動にも便利。
荷物を持って移動する距離をかなり短縮できるのでビジネスにも観光にも最適です。
滞在中のお買い物は、函館駅に戻ればコンビニもあります(22時閉店)し、そのままお土産も選べるので時間を有効活用できます。
食事も駅ナカで済ませられますし、朝市にもラクラク行けますから素泊まりでも満足感は高め。
今回の宿泊料金は7,000円ほど。
プランによっては5,000円程度でも宿泊可能でした。
豪華なご飯と至れり尽くせりなサービスを求めないのであれば、相当にコスパのいいホテルだなぁと思いましたね。
ワクワクとくつろぎが同居する館内にすっかり魅了されてしまったので、次に函館へ行くときもぜひ利用したいと思いました。
【JRイン函館】
訪問日:2021年6月
※記事の内容は訪問当時に基づきます
※当記事の内容を宿泊先へ問い合わせる事はお辞めください