こんにちは。
旅するバーチャルユーチューバー、志羽ハルキです。
皆さんは新潟市内で宿を探したことがありますか?
高級志向だとホテル日航やオークラ、
お手軽なところだとアパやドーミインがありますが、
新潟市内には"あるホテル”が無いのです。
それは、カプセルホテルです。
格安に宿泊しようと思うと大都市圏ではカプセルホテルが定番ですが、
新潟市内には1軒もありません。
そうすると安く泊まるには駅前にあるネットカフェか……となったのですが、
調べてみると安くて面白い宿があったので、泊まってきました。
今回はそのお宿のレポートです。
- その名はBOOK INN(ブック・イン)
- シンプルな内装は手作り感満載
- 本棚?いいえ、ベッドルームです!
- 気になるベッドは……?
- 共用設備も充実!
- 使いやすい水回り
- その他、設備いろいろ
- どんな人が泊まってる??
- これはリピート確定!
その名はBOOK INN(ブック・イン)
新潟駅の万代口を出て正面の道路を、ヨドバシカメラ方向に西へと進みます。
最初に現れる信号のない交差点のすぐ近くにある、
「菊池第一ビル」という雑居ビルの中にあります。
駅から徒歩3分ほど。とても近いです。
エレベーターで4階に上がりましょう。
BOOK INNに到着です。


右手にフロントがありますので、呼び鈴を鳴らしましょう。
まずはチェックイン。
支払いは、現金・クレジットカードの他、PayPayが利用できます。
(宿泊プランによっては決済方法に指定があるようです)
チェックインすると玄関ドアの暗証番号を貰えますので、
ぽちぽちと入力して入ります。
シンプルな内装は手作り感満載


中に入ると、共用スペース。
カウンターでは飲み物やアメニティ類の販売があります。
棚には新潟県の観光情報が乗ったチラシなんかも置いてありますね。
タオル・シャンプー類は有料ですので、こちらで買うことも出来ます。
本棚?いいえ、ベッドルームです!
談話室の向こうはドアで隔てらていて、大きな本棚がズラリ……。
本棚???
どこで寝るのでしょうか???
この本棚の中で寝るんです!!
上下二段に分かれており、
こんな感じで穴が空いたところから入ることができるようになっています。


棚には色んな本が並んでいます。
漫画だとワンピースなどの定番どころから、
スラムダンクや幽遊白書などの古い名作なんかも並んでいます。
その他、新書・観光雑誌・料理本・哲学書・辞書・洋書などなど、
ジャンルは多岐にわたります。
漫画喫茶や図書館と比べると酷かもしれませんが、
1泊する間だったら「どれを読もうかな??」と、
選びきれないワクワク感がありますね!
気になるベッドは……?
まるで秘密基地?ドラえもんの押入れ?のような空間のベッド。
中に入ってみましょう。
思ったより窮屈ではないです。
身長183センチの私がギリギリ収まる程度ですが、頭や足が支えることはありません。
奥行きは190cmくらいかな?
高さは低いので、座ってなにかするというのはムリです。
都内にあるような、
ホントに昔ながらのコンパクトなカプセルホテルで不自由しない方は、
まず問題なく過ごせると思います。
手作り感満載ですが、ホントに手作りなんだそうです。
ベッド内にはコンセントが2口。
うち1口は照明に使用されているので、実質1口です。
USB電源アダプターが備え付けられていますので、
スマホの充電にはコードだけ持ち込めばOKです。
小物を置く棚が設置されていますので、
メガネやスマホを置いておくには便利ですね。
耳栓が無料で置いてありますので、音が気になる方は装着するとよく寝られると思います。
壁にはハンガーを書ける場所があります。
もちろん、長いコートを掛けると高さが足りませんのでご注意を。
出入り口にはカーテンが付いていますので、プライバシーも保たれます。
共用設備も充実!
ベッドルームの奥には、もう1つ共用スペース。
ここにはシンクやポット、冷蔵庫が設置されています。
ここはやはり「ゲストハウス」ならではの設備ですね。
壁の棚にはお茶やコーヒーが用意されていまして、無料で利用することが出来ます。
カップなどは使い終わったらシンクで洗って戻しましょう。
ガスは無いですが、電子レンジがありますので、
コンビニで買った食べ物を温めるのに便利ですね。
冷蔵庫に飲み物を置くときには、日付と名前を書いて入れます。
要冷蔵のお土産を置いておくのにも便利ですね。
もちろん、共用ですから常識の範囲内で、大量に入れないようにしましょう。
使いやすい水回り
一番奥は、お手洗い・洗面所・シャワーブースが設置されています。
シャワーが全部で4つ設置されていますので、
混雑時にもそんなに待つことはないかと思います。
ブース内は脱衣スペースとシャワー。
感じとしては快活クラブのシャワー室を使ったことがある方なら、
それを想像していただければ広さの感じはわかると思います。
先程も書きましたが、シャンプーやボディソープは有料です。
私が利用した時はキャンペーンで無料備え置きとなっていました。
プランや時期で有料・無料に分かれるようですので、利用の際にはご確認を。
洗面台にはドライヤーが設置されています。
鏡が大きいので、とても使いやすいです。
その他、設備いろいろ
当然ながら、WiFiはしっかり飛んでいます。
共用スペースにもコンセント。
ベッドルーム入ってすぐのところに、小さいながらもロッカーが設置されています。
カメラとかPCとか、大型の貴重品を選んで入れると良いでしょう。
お財布などの小物系は、セーフティボックスが設置されていますのでそちらでもOK。
大きな荷物はベッド下の収納スペースに入れられます。
荷物といえば、チェックイン前から荷物を預かってくれます。
(共用スペースに置いておく)
早く着いても身軽になって観光を楽しめますから、本当に有り難いです。
どんな人が泊まってる??
私が泊まりに行ったときは冬の平日でしたが、
お仕事で新潟に出張に来ている若いビジネスマンと、
ひとりでオーストラリアから来ている旅行者が泊まっていました。
(オーストラリアだと季節真逆でしょう!寒くない!?って聞いてみたら、「サムクテ、シニマス」って言ってました)
ある男性アイドルグループのイベントがあった際には、
それに向かわれる女性ファンでいっぱいになったこともあるそうです。
デイユースにも利用でき、
共用スペースでカップルが仲良くマンガを読んでいたりもしていました。
これはリピート確定!
こんなに面白いお宿は中々無いですね!
安いのにただ寝る場所だけではないですし、
味気なくなりがちなカプセルホテルとも、ネットカフェとも違う。
なんというか旅人が集まるという雰囲気。
これが「ゲストハウス」なんですね!
旅人同士でコミュニケーションをとったり、
ひとり黙々と本を読み漁ったり、
旅の疲れを癒やしにひたすら寝たりと、
一定の秩序があった「自由」がそこにはあるように思いました。
特に最近の私の一人旅では、ついついSNSに引きこもりがちですが、
「何だここは!すげぇ!」という気持ちを、
偶然居合わせた名前も知らない国も違う誰かと共有してみたり、
受付のお姉さんと新潟の美味しいもので話が弾んでみたりと、
なんだか久々に「旅してるなぁ」という気持ちに浸ることが出来ました。
本当に偶然調べていて見つけたお宿でしたので、非常にラッキーでした。
また新潟に寄ることがあれば、ぜひまた利用したいです!