志羽しば旅々

旅の記録をメインに、旅のあれこれを綴っています

《LUXURY FLIGHT》ボーイング787シミュレーターを体験!

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こんにちは。

バーチャル旅人、志羽ハルキです。

 

飛行機のパイロットになってみたいと思ったことはありませんか?

子供が憧れる職業の上位にランクインし、

大人になれば高収入な職業の上位にランクイン。

誰しもちょっとは「なってみたいな」と思った事があるはず。

大空を飛び世界を股にかけるという仕事には、たくさんの魅力があります。

 

ところが自家用機ですら免許を取るのが大変なのに、

旅客機のパイロットとなればとてもとても狭き門。

どうにかして、旅行でよく乗るあの飛行機を飛ばすことはできないでしょうか……。

 

実機がダメなら、ほぼ実機な『シミュレーター』という手があります。

 

前置きが長くなりましたが、

最近では実機さながらのフライトシミュレーターを設置している施設が増えてきました。

本物そっくりに作ったコックピットで、本物と同じように操作ができるというものです。

 

そこで今回は、

中部国際空港に併設の航空博物館『FLIGHT OF DREAMS』に店舗を構える、

『LUXURY FLIGHT』さんでボーイング787シミュレーターを体験してきました。

 FLIGHT OF DREAMS

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FLIGHT OF DREAMSは国内では珍しい、空港併設の航空博物館です。

試験飛行で使用された本物のボーイング787が丸々1機展示されています。

 

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コックピットが見学できますので、

シミュレーターを予約している時間までイメージを膨らませておきましょう。

いざ店内、いいえ機内へ

店内に入り、簡単なレクチャーを受けます。

実機シミュレーターはエアバス機を操作したことがあり、

自宅でもフライトシミュレーターで遊んでいますので概ね省略でした。

 

初めてのボーイング機材を動かすわけですが、

ある程度は計器の見方や操作方法は同じです。

 

 

今回は15分コースをチョイス。

中部国際空港から離陸して、旋回を繰り返し、着陸するという内容です。

 

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それではコックピットに入ります。

天井が低いので、頭に気をつけてください。

 

脳みそフル回転!楽しくも難しいフライト操作

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席についてどんな飛び方をするか軽く話し合ったら、もう早速離陸です!

 

推力を制御するスラストレバーを半分まで持っていきます。

非常に軽く滑らかに動きますので、スッと動きました。

エンジンが安定したところでオートスロットルのスイッチを入れます。

すると、レバーは自動的に離陸推力の位置まで移動します。

 

エアバス機の場合はエンジンが安定したら、

所定の離陸推力の位置までレバーを操作することでオートにセットされ、

基本的にはその後レバーをほぼ動かさないんです。

 

逆にボーイング機はエンジンの出力に応じてレバーが自動的に動きます。

ウィーンと動くわけですが、この動き方がどこか人間臭い!

パイロット優位の設計と言われるボーイングらしいといえばらしい動きです。

その操作感の違いだけでも面白くなってしまいました。

 

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エンジンが唸りを上げ、景色はどんどん流れていき、

計器に表示された速度計がグイグイと数字を増していきます。

 

「エイティ」

速度の表示が機長側・副操縦士席側で一致していることを確認するため、

80ktで副操縦士が読み上げます。

 

「チェック!」

80kt確認したよと宣言するんですが、

興奮で思わず大きな声になってしまいました。

 

「V1」

離陸決心速度でスラストレバーから手を離し、操縦桿を両手で握ります。

すぐさま機首引上速度に達するので、操縦桿を手前に引きます。

この操縦桿の動きも軽いこと!

力を入れなくても動くのでラクラクです。

 

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着陸装置を格納して、オートパイロットをオンにセット。

ここから旋回して、離陸した進路から180度旋回していきます。

 

方位を指示するレバーを回して、飛行方位をセットします。

グリッグリッと動かすエアバス機と違って、

クリック感はたしかにありますがスルスルと回ります。

そして回した途端に機体が動き始めます。

エアバス機の場合は、ノブを回して数字をセットしてからノブを引いて実行するので、

こういったところもメーカーの考え方の違いが出る部分ですね。

 

半分来たところで、手動に切り替えます。

ボーイング787は中型機。

機体が大きい分、操作してから反応するまでわずかにラグがあります。

これが難しいところで、慎重に操作すると全然動かないですし、

大きく動かすと行き過ぎてしまいます。

動かす量に加えて戻すタイミングを考えながら操作します。

 

旋回は高度をブラさずに進路だけ曲げていくわけですが、

補助翼、方向舵、昇降舵を駆使して安定旋回をするんです。

 

自動二輪の免許をお持ちの方なら、 分かるはず。

きれいに曲がるには、ハンドル操作、スロットル操作、体重移動が必要です。

そのバランスが崩れると上手く曲がれません。

それと同じように、各動翼をバランス良く動かして飛行機は旋回していきます。

難しいなぁ……。

 

 

着陸へ向けて高度も調整していきます。

肩の力を抜いて、操縦桿を前に倒して機首を下げ、高度を落とします。

 

指定の高度に達したら機種を戻すわけですが、

やはりこれもタイミングが難しい!

でもなんとなくカンは掴んできました。

 

4回の旋回を終えて、着陸する滑走路に正対します。

空から見ると滑走路は非常に細いので、

あっちにこっちにとフラフラ左右に移動しながらセンターに持っていきます。

 

ここは家庭用シミュレーターでもなれている場面ですから、

最後にはなんとかビシッとセンターへ。

 

自動の高度読み上げがカウントダウンしていき、タッチダウン!

オートスロットルがアイドル位置まで自動後退します。

あとはリバースレバーを持ち上げて逆噴射!

速度がどんどん落ちていって、滑走路上で停止。

ようやくここでほっとした気持ちになりました。

 

15分は短いどころか……!

15分コースは操縦体験ができるコースの中では最も短いプランです。

まぁお試し程度……と思っていましたが、この15分間の充実ぶりですよ!

よく考えてみれば、離陸・旋回・着陸と一通りの事をするわけです。

みっちりと操縦操作が詰まっていますから、それはもうずっと楽しいわけですね!

 

30分、60分、90分のコースになれば出来ることが更に広がりますから、

これはみんなハマる気持ちがわかります。

 

メンバーシップの制度もあり、年会費2万円で会員になることができます。

最初は「2万円は高いなぁ……」と思っていましたが、

会員価格はかなり格安でフライトすることができ、

今回お邪魔したセントレア店だけでなく、羽田空港にある本店でも利用できます。

「これは……会員になっても良いかも?」と思ってしまいましたね。

 

褒めて伸ばす系の丁寧な指導をしてくれるインストラクターさんのおかげもあり、

非常に楽しい15分間でした!

 

近いうちに、また飛ばしに行かなくては……。