こんにちは!
バーチャル旅人、志羽ハルキです。
祥伝社より出版のボーイズラブコミックス、「海辺のエトランゼ」
絵柄とストーリーが好きで、コミックスは最新刊まで追いかけているのですが、
ついにアニメ映画化となりまして、上映初日から見てきました。
色鮮やかに作り込まれた美しい映像に仕上がっており、
これはもうモチーフとなった場所へ聖地巡礼をするしかないと思い立って、
さっそくではありますが行ってきた次第です。
沖縄県は座間味村、座間味島です。
本作品は座間味島をモチーフとした海辺の街でストーリーが展開していきます。
この記事は、モチーフとなった場所が「ここなのでは?」というメモと、
聖地巡礼の記録とを兼ねた内容となっております。
!!注意!!
・掲載されている施設への問い合わせ等は絶対にお止めください。
・スタッフロールに名称が出ていない場所については推測の域を出ません。
故に実際に足を運ばれた際の不都合については保証いたしかねます。
また、概ね似ている場所でもSNS等で施設名等は出さないようお願いいたします。
・多少の本編ネタバレを含みますのでご注意ください。
・実際に聖地を訪れる際には島の方々や他の観光客の迷惑とならないよう、
マナーを守り慎みを持って行動されますようお願いいたします。
- 座間味島とは
- 砂浜
- ベンチ
- 京屋
- 京屋前の通り
- 坂道
- 港の前の建物
- 座間味港フェリー乗り場
- フェリーざまみ3
- クイーンざまみ3
- 那覇・泊港フェリー乗り場
- 宅配便受付
- ゆいレール
- 桜坂劇場
- ライブハウス(桜坂セントラル)
- 海沿いの道路
- 展望台
- 聖地巡礼メモ
- ぜひ座間味観光も
- 聖地巡礼は節度を守って慎ましく
座間味島とは
沖縄本島から船で最短1時間ほどで行くことが出来ます。
慶良間諸島の一角をなす島で、村役場があり座間味村の中心とも言える島です。
砂浜
劇中で幾度も登場する印象的な砂浜で、この場所をモチーフにしたと思われます。


集落からはかなり離れた場所ですが、原付で15分くらいで行くことができます。


夜間は最寄り集落から全く明かりのない山道を通ることになりますので、
日没前までに訪問されることをおすすめします。
ベンチ
ベンチがある砂浜は阿佐集落の方にあります。
なお、2つ並んでいますので雰囲気はちょっと違いますね。
釣りをしながら無言でおにぎりをかじるシーンの砂浜に似ています。
どちらの砂浜も雰囲気を味わうにはいい場所です。
京屋
「島宿あかばなー」さん
駿たちが住んでいる「京屋」はこちらのお宿をモチーフにしています。


間取りや立地などは大幅なアレンジが加えられていますので、
完全に一致する箇所は少ないです。


庭やカーテンの仕切り、猫が遊びに来るなどの雰囲気はそのままですので、
その空気感を味わうには充分と言えましょう。


宿泊のほか、カフェ・バーとしても営業しています。


朝はモーニングメニューもあり、
お昼から夜にかけては、軽食や沖縄ならではのお酒を楽しむことができます。
京屋前の通り
劇場版オリジナルのシーンにて登場します。
通りがかりの絵里が実央に駿との生活を聞かれて「普通かな」と答えるシーンです。
あかばなーの入り口がある通りです。
坂道
駿が自転車で駆け下りていく坂道です。
港の前の建物
自転車のシーンの続きです。
特徴的な大きな建物がありましたが、解体済みです。
訪問当時は博物館の建設に向けて工事が行われていました。
座間味港フェリー乗り場
桜子が島に来るシーンと帰るシーンとで2回登場します。


フェリーざまみ3
桜子が帰る際に乗った船です。
那覇の泊港と座間味の座間味港と阿嘉港とを結ぶカーフェリーです。
2016年就航の新しい船です。


クイーンざまみ3
原稿を出しに本島へ向かうシーンにて登場します。
また、桜子が島に来るシーンでもこちらの船を利用している描写があります。


那覇・泊港フェリー乗り場
原稿を出しに本島へ到着するシーンにて登場します。
高速船とカーフェリーでは乗り場が異なりますのでご注意ください。
宅配便受付
原稿を発送するシーンにて登場します。
那覇空港国内線ターミナル内1階、
手荷物の一時預かりを兼ねるカウンターです。
ゆいレール
ワンカットだけのシーンですが、スタッフロールの取材協力企業に掲載あり。
ゆいレールには製造時期で車内の様子が異なっており、
モチーフになっているのは年式が新しい車両です。
駿は、てだこ浦西駅側の車輌に乗車し、優先席付近のドア横に立っています。
桜坂劇場
電話のシーンにて駿が居た場所です。
ライブハウス(桜坂セントラル)
電話のシーンにて実央が居た場所です。
建物右側に細い通りがあり、そこに座り込んでいました。
海沿いの道路
未央と桜子がクルマで出かけるシーンです。
展望台
実央と桜子が立ち寄った展望台。
建て替えにより、劇中の展望台と同じ建物は現存しません。


新しい展望台は海方向にベンチが付いており、
高台から見下ろすその景色は絶景です。フェリーの入出港を見ることもできます。
聖地巡礼メモ
・移動手段はエンジンが付いた乗り物を
今回は50ccの原付バイクをレンタルして移動していました。
小さい島ですので移動距離は少ないのですが、
島内は高低差が相当ありますので自転車で巡るのは厳しいと思います。
暑いですから熱中症と 日差しによる日焼け対策は万全に。
・虫除け対策を忘れずに
夏以外に訪れると意外と忘れがちですが、夏同様に蚊がいます。
現地で何箇所か刺されましたので、虫除けスプレーなどをお忘れなく。
・JAL901便、ANA461便でのアクセス
東京からの朝イチで飛ぶ飛行機は9時前後に到着します。
すると泊港を10時発のフェリーに乗船できますが、
那覇空港到着後はタクシーで向かわれると良いでしょう。
公共交通機関では遠回りかつ時間がかかります。
特に1人では割高ですが、スムーズかつ余裕を持って到着できますよ。
ぜひ座間味観光も
せっかく沖縄の離島に来たのですから、ぜひ観光も楽しんでいってください。
座間味の海は「ケラマブルー」とも称され非常に透明度が高く綺麗な海で有名です。
その美しい海を見に海外からも観光客が来るほど。
海水浴場のほか、シュノーケリングやダイビングなどの海のレジャーが楽しめます。
また、モズクの名産地でもあります。
モズクチャンプルーを頂いてきましたが、これが非常に美味!
ツルッとしたモズクの食感とトロみが和風だしによく合います。
酢の物として食べるイメージしかなかったので、この美味しさには驚かされました。
また、座間味は太平洋戦争で激戦地の1つでした。
戦争遺産が各地に残されており、美しい景色の裏には悲しい歴史もあります。
こうした歴史に触れるのも、その土地を理解する第一歩ではないでしょうか。
聖地巡礼は節度を守って慎ましく
実際に現地を訪問される際には、節度を守って聖地巡礼を楽しんでいただき、
エトランゼのファンとして自覚のある行動を取っていただきますようお願いします。
座間味は小さい島ですので観光地と生活の場とが非常に近いですし、
本作品はジャンルがボーイズラブ、映画はPG12でレイティングされていますので、
人を選ぶ内容の作品ですから尚更です。
実際に訪問し集落の中を歩いたりカメラを向けたりする際には、くれぐれも現地の方を尊重していただき、
聖地巡礼を「させていただいている」気持ちを忘れることなく訪問されますことを、切にお願いいたします。
これから新たに座間味を訪れる皆様が素敵で楽しい体験ができることを祈念して、
この記事を締めさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。