志羽しば旅々

旅の記録をメインに、旅のあれこれを綴っています

【麗娜輪/ナッチャンRera】世界最大級ウェーブピアサーの船内

【麗娜輪】

[航路]安平港↔馬公港

[料金]經濟座1,000NTD / 商務座1,500NTD / 頭等座2,000NTD(片道・大人)

※2023年9月29日乗船当時

 

ウェーブピアサー高速双胴カーフェリー

細身のアルミ製船体を左右に繋いだ構造で、船尾には4機のウォータージェット推進機を装備する

 

2007年9月1日、東日本フェリー"ナッチャンRera"として、青森・函館航路に就航

しかし原油価格高騰などを理由に、1年2ヶ月後の2008年11月1日に運行を休止

台湾の東聯航運に売却され、台湾国内航路(花蓮・蘇澳)や中国福建省航路(台北・平潭)についた後、不定期で台湾離島航路(安平・馬公)についている

經濟座/エコノミークラス(Tier3/3階)

シートはリクライニング可能

シートにはカバーが掛けられている

緑色のシートにも青色のカバーが掛けられている

船首方向は曲線を描くラウンジスペース

船体の上面に描かれていたイラストはすべて白く塗りつぶされている

窓側に配置されていたイスやテーブルはほとんどが撤去されていた

そのため広々とした開放的な空間になっている

商務座/ビジネスクラス(Tier3/3階)

船尾方向に扉で仕切られた商務座(ビジネスクラス)区画が配置されている

シートはすべて船尾方向を向いて設置されている

エコノミーと似た形状のシートだが、背面テーブルと大型の肘掛けが装備されているなど差異がある

頭等座/エグゼクティブクラス(Tier4/4階)

最上階の4階は、頭等座(エグゼクティブ)専用区画

船首寄りの4列は肘掛けの無い、いわゆるペアシート

それ以降は大型の肘掛けが設置されている

壁側と窓側は一人掛け

深くリクライニングを倒すことができる

レッグレストは電動式で、前の座席下を引き出すとレッグレストが延長される

肘掛けに折りたたみ式のテーブルが備えられており、前後にも移動が可能

4階はエグゼクティブのチケットを持っていないと立ち入れない

階段の横はラウンジスペースとなっている

バーが設置されている(営業はしていない)

シャワールームが設置されている(使用はできない)

パブリックスペース

3階のエコノミークラス後方にはカフェが設置されている

お菓子やコーヒーの販売が行われていた

カフェの隣には売店スペースが設置されている(営業はしていない)

カフェの前には大きなテーブルが設置されているスペース

エコノミークラスのすぐ後ろにあるキッズスペース

かつては床にクッションが設置されていて子供たちが遊べるように設えてあったが、それらは撤去されていた

現在は荷物置き場として使用されているようだ

Tier3後方は外に出られるデッキがある

中央の庇がある部分が喫煙スペース

Tier3とTier4とを行き来する階段のそばには、製造所銘板が取り付けられている

東日本フェリーで津軽海峡を往復していたときの"Natchan Rera"当時のまま

スペック

全長:112.6メートル

全幅:30.5メートル

最高速度:約40ノット

造船所:インキャット社

 

【引用元】

INCAT https://incat.com.au/incat-vessels/064/

安麗達旅行社 https://www.ardtravel.com/